夢か現か

何でもない日常の手記.そして遺言書.

時間は移ろう虚ろの輪廻

もしも僕らの生は壊れたカセットテープ見たいにただ同じストーリーを繰り返すだけだったらどうしようか.そんな事に苛まれる今日この頃.永劫回帰だとか輪廻転生だとか,反芻したりグルグル廻ったり,如何にも原始的な発想だよね.

一応逃げ道はあるっぽいけど,どうにもこうにも狭い道らしくてさ,気が滅入るよ.

 例えば僕らの生に意味があるとして,それが何なのか考えてそれらしい答えを思いついても,結局生きてる内に答え合わせなんてできないんだ.だから,僕たちはただ生きるしか無い.とりあえず生を全うして,その先に意味が付いて来ればラッキー.

そうやって移ろう時間の波に乗って,どこかに行き着ければ僥倖だ.

たとえそれが虚ろだったとしてもね.